2022年のニュース
世界最大のセラミック膜ろ過浄水場を建設
英国 イングランド ハンプトンロード浄水場向けセラミック膜を受注~ 当社と戦略的提携関係にあるオランダPWNT社のCeraMac®システムを採用 ~
メタウォーター株式会社(社長:山口 賢二、本社:東京都千代田区)は、戦略的提携関係にあるオランダのPWNT B.V.(CEO:クレメント・ビーター、本社:オランダ フェルセンブルク、以下「PWNT社」)より、英国 イングランド ハンプトンロード浄水場向けのセラミック膜を受注しました。
ミッドランド西部のブリッジノース近郊にあるハンプトンロード浄水場は、1日に21万m3におよぶ水量を浄水処理し、約70万人に給水する規模を誇ります。同浄水場では現在、改修が進められており、完成時にはセラミック膜を使った浄水場としては世界最大となります。
当社は2013年より、PWNT社とCeraMac®システム*1の国際的な市場拡大を目的として戦略的提携関係を構築、強化*2してきました。今回、ハンプトンロード浄水場で同システムが採用されたことにより*3、同社を通じたセラミック膜の受注は、6例目となります。
当社グループでは「中期経営計画2023」において、海外事業を成長分野に位置づけ、その基盤強化・拡大を掲げています。当社は、引き続き世界各国のグループ企業、およびパートナー企業と連携し、セラミック膜の拡販、および海外事業の拡大を加速させていきます。
*1 CeraMac®システム
1缶体あたり複数本のセラミック膜エレメントを収納できるシステムであり、PWNTが商標登録をしている。


*2 オランダPWNT社との戦略的提携を強化(2018年12月28日 報道発表)
*3 PWNT News(英語)
提供する装置
セラミック膜
浄水場施設能力
210,000m3/日
施設稼働予定
2024年8月(予定)
【参考】CeraMac®システムを採用している浄水場
番号 | 国名 | 浄水場名 | 施設処理能力 | 稼働年 |
1 | オランダ | アンダイクⅢ浄水場 | 120,000m3/日 | 2014年 |
2 | シンガポール | チョア・チュー・カン浄水場 | 180,000m3/日 | 2019年 |
3 | イングランド | メイフラワー浄水場 | 96,000m3/日 | 2020年 |
4 | スイス | ゾネンベルク浄水場 | 12,000m3/日 | 2018年 |
5 | スコットランド | ボニークレイグ浄水場 | 4,000m3/日 | 2022年(予定) |
6 | イングランド | ハンプトンロード浄水場 | 210,000m3/日 | 2024年(予定) |
本件に関する 問い合わせ
メタウォーター株式会社 | コーポレートコミュニケーション部 | TEL: 03-6853-7317 FAX: 03-6853-8709 e-mail: [email protected] |
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